金利
金利の動向と株価
長い目で見ると、金利の動向が株価に与える影響は見逃せないものがあります。
金利と株価の関係の基本形は、金利が上昇すると株価下落する、逆に金利が下がると株価が上昇するというものです。
貯蓄に回せるお金が100万円あったとします。
このお金を、自分の手元で保管しようと考える人は少ないはずです。
多くの場合、金融機関への預け入れを考えます。「普通預金に入れようか、それとも定期預金にしようか、」とさまざまな検討が行われます。
このとき判断の基準となるのは、いかに多くの利息がつくかということです。当然のことですが、より金利の高い商品を選択することになります。
安全で金利の高い金融商品があれば、あえてリスクのある株に手を出す必要はない。と考えるのが人情です。
逆に金利が低ければ、より高い利率の金融商品=株に目が向くことになります。このため、低金利のときには株式市場が活況を呈する、というのが基本的な考え方です。
ただし、1999年から続いたゼロ金利政策による低金利時代には、本来人気が出るはずの株式市場も低迷しました。
バブル経済の崩壊や証券会社の不祥事を経験した個人投資家が、市場に戻ることを躊躇し、下落した不動産相場や低金利の住宅ローンに後押しされて住宅取得に走ったためではないかと分析する向きもあります。
2006年7月にゼロ金利政策は解除されましたが、微妙に狂ってしまった金利と株価の基本関係が、今後どのような動きを見せるのかが注目されています。
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